頂道塾 CHODOJYUKU

塾長よりご挨拶

中澤 昭彦(なかざわ あきひこ)
エイムブレーントラスト代表

これから世界も日本も大きく変わります。
日本の生産人口(15歳~64歳)は1995年のピークからすでに1000万人がこの日本から減っているのです。AI(人工知能)の進展、IOT(モノとモノのインターネット)、フィンテック(仮想通貨など)の出現は資本主義の枠組みから金融制度、民主主義の在り方までもが大きく変わる大転換期を必然として到来させるのです。

塾長 中澤 昭彦 写真

我々は今までの延長の経営観や価値観では、今始まった大変革の時代を今までのように成功する事は残念ながらできないと思います。

我々は何を捨て、何を大事に育てるのか。心の芯をどこに求めるのか、価値の中心がどこに移動するのかを見極めなければ生き残れるリーダーにはなれません。

人生観、社会観を価値観と言います。
それは入れ物のようなものです。その中に家族、友人、お金、貧困、車、持ち物、趣味、職業、信念、宗教、などが入っています。
私たちは心の渇きや、不安、悲しみ、羨望、嫉妬や欲望などの解決のために、この中に入れたものを、とっかえひっかえすることで時間を消費しています。
もっと良い仕事、もっと良い車、もっと良い家と・・・

私たちはここから真に充実した人生を生きるにはどうしたらよいのか?
その方法は、中身を変えるのでなく、入れ物である価値観の取り換えをすることです。
それは「成長と貢献」に意識を集中させることです。
努力する生き方でなく、わくわくしながら自分も他者も豊かになる生き方です。
人間は本来、成長し、何かに貢献するために生まれてきたのです。
人間も自然界の法則の中で生きている。
成長こそが、生命の法則だからです。
成長しない生命はすべて死ぬ運命にあります。食物連鎖から取り去られます。
自然界の動物は他に貢献する能力が衰えたら、たいていの場合敵のえさになる事で最後の貢献をして一生を終えます。

成長には失敗や試練が欠かせません。身体に負荷をかけ筋肉をつけるように、心の筋肉を鍛える必要がある時代の始まりでもあります。

ベンジャミン・フランクリンの言葉です。
Eat to live、 Don‘t live to eat..
食うために生きるな、生きるために食え。

経済も、経営も人がより良く生きるために人間が考え出したものです。
だから私たちは、人を人間をもっと知らなければなりません。
そのために経営の原理はもとより、金融・経済の原理、歴史、仏教、儒教、哲学、心理学などその本質を学び、知力と人間力を高める機会が必要です。
自身の成功と他者への貢献を実践する逞しいリーダーを育む活学の場が、この「頂道塾」です。

塾長 中澤 昭彦

経歴

専門分野